2012年10月7日日曜日、札幌マラソンが行われました。最高気温で19℃、湿度も低く、絶好の天気。風が北西で少し強く吹いていましたが、札幌マラソンでは珍しくいい条件です。
毎年、後半の河川敷に入ってからの向かい風でほとんどの人は苦しめられるのですが、今年は追い風だったのです。それゆえ、記録を狙いやすい条件がそろっていたと思います。ただ、前半は向かい風となりますが、ビルの中を走るのと、集団で走っているので、風除けがたくさんあります。そのへんを計算に入れてペース配分できた人は、結果もよかったのではないでしょうか。
最初の3キロ付近までは、混雑して走りにくかったですが、徐々にばらけてようやく自分のペースだと思って時計を見ると4分05秒ペース。さぁ、このペースがずっと持つか。折り返して駅前通りを走る時は、たくさんの応援に包まれて、気持ちいいですねぇ~。
河川敷に入って追い風のはずが、体感では無風状態。気がつくと4分15秒に落ちていて、ここで諦めないでしっかりしなくっちゃと前を走る人を一人、一人と越していきました。河川敷に入ってからは、追い越されたのは一人だけ。追い上げ型の私本来の走りができました。
河川敷から真駒内公園に入ってからは、いつも見かける速い人たちの後ろ姿をキャッチ。その人達を抜くぞとギアチェンジ。心拍数はかなり上がってしまったけれど、そのまま最後の集団も追い越してのゴール。
グロス1時間26分12秒、50代男子の部、9位でした。残念ながら入賞は8位まで。8位とは2分も差があったので、納得の9位でした。別に速くなったわけじゃないけど、年をとっても現状維持しているだけで、周りが落ちてくれるから順位が上がっていくんですね。
翌日、読売新聞に、各部門の上位100位が掲載されました。さすがに上位に名前があるのは、なんとかAC(アスリートクラブ)とか、~マラソンクラブなどといった、名前だけで速そうな所属。私は?・・・一八興業水産としっかり書いてあります。ちょっと異質に見えます。
新聞を見て、50代男子1,000人の出場中9位は立派だというメッセージを同世代の何人かからもらいました。でも、「中年の星」になるには、もう少し頑張らないとね。
結果良ければ・・・・と言いますが、秋晴れのもと、久しぶりの気持ち良いレース展開ができました。ただ、あちこちでスタートの整列方法の見直しをと言われているように、もう少し工夫してくれたらなと思います。
終わった後、札幌駅で一人でビールを飲んで帰っていたのは2年前まで。マラソン大会に出ていると言うだけで、変人に見られていました。しかし、今年は世代と職種を越えた仲間と楽しい打ち上げ。今年のこの参加者の多さを見ると、明らかにマラソン大会というものが、一般の人に身近になったなと実感しました。
1000人中9位ってもうプロ級ですよ。
今回は絶好のコンディションで良かったですね。
それにしてもマラソン選手は走りながらも常に頭もフル回転させているのですね。
いつも目標をもって、こつこつ頑張る成果が出てよかったです。
おめでとうございます!!!
山川さん、おほめいただいて、ありがとうございます。
でも、このタイムでプロなんて言ってしまったら、日本中プロだらけですよ。
ほかのランナーはどうかわかりませんが、私の場合は常にいろんな事を考えながら走っています。
そのほとんどは、振り返るとどうでもいいことなんですが。