つい1か月ほど前にファストフィッシュの記事で、「にしんのおかげ」が道新後志版に取り上げられたばかりなのに、先日10月16日火曜日の新聞にまた弊社の事が掲載されました。
今回の話題は、電力のデマンド監視装置というものをつけて、最大使用電力のピークを抑えることによって、電気代を節約するというもの。大きな会社では比較的進んでいるのですが、このような中小企業では、装置そのもので節電になるわけがないという、固定観念からあまり普及していないというのが現状です。
昨年の春から省エネ診断というものを受け、その診断をもとに、どのように対策をとればよいかを検討。機械設備屋さんと一緒に、乾燥機の改造をして、デマンド監視装置を設置。結果は、一年で約63万の節約となって、乾燥機の改造費用もすでに元を取りました。
北海道新聞の岩内支局には、T支局長と若いN記者が二人在籍しています。先月の話題はN記者の記事。今回は支局長の記事。乾燥機の事を冷凍庫と書いてみたり、ちょっと間違いが多いぞと思いました。でも、ほとんどの人は、そんな事はどうでもよくて、「また一八の専務が道新に出てたぞ、よっぽど書くことねえんだな(ないんだな)」と話題にするだけです。
中小企業といっても工場の節電は一般家庭とは違っていて、生産設備などに電量消費が占める割合が高く環境節電よりも効果的なのでしょうね。
全国で呼びかけている節電対策を前向きに計画、実行してその効果を分析していき実際に一年で63万という数字を出されたことは、地域の節電運動のとてもいい見本でPRになっていると思います。
取材の時に記者から、福島の事故後の節電を受けた行動ですか?と質問されました。
答えはNO。省エネ診断の申請書類はそれ以前から出していました。
要するに、製造原価に占める割合が多い電力料金を下げたいというだけの話なんです。
決して他の人に自慢できるような話ではないんですよ。
新聞をみて思わず「アッ、専務さんだ」って声が出ちゃいました。いろいろ工夫なさっているんですね~。
一度見た顔なので、おわかりですね。
新聞の写真では、何か言いたげな顔をしていました?
地元の人間は、たぶんやっかみ半分で、「いっぱちの専務がまたでてる、目立ちたいんだね。」程度でなーんにも考えてないと思います。(もちろんいろいろ考えている人はいるんでしょうが、、、)宮沢賢治も地元のヒトには奇人変人扱いされていましたし。田舎にいて先端を走っているっていうか、世界仕様の人はあまりまわりのひとから理解されないのでしょう。私は、「えんかま」でしっかり専務をみていきたいです。
水産加工業の中には、私から見ると、かなりの奇人変人がいると思います。
そして、上手に商売をされています。これ以上書くと誤解をされます。
小林さんからは、おほめいただいたと受け取り、素直に「ありがとうございます」
懐かしい「えんかま」。先日岩内の20代の方とお話すると、「えんかま」を知りませんでした。