先日、埼玉の友人から第一回富士山マラソンの報告をもらいました。ご存知の方も多いと思いますが、駐車場までの大渋滞で、出走できなかった人が5,000人もいたとのこと。5,000人といえば、今年の北海道マラソンの出走者の約半数ですよ。それはすごい数字。
前日泊ではなく、当日車で来る人が予想以上に多かったからでしょうか?この問題は、年々マラソン大会参加者が増えている中で、北海道のような車社会の地域においては特に問題になってきている事です。
代表的な大会が、洞爺湖マラソンで、遠くの臨時駐車場に停め、シャトルバスに乗らなければなりません。ところが、北海道の人は、車で行く以上は目的の近くに停めることができて当たり前と言う感覚の人が多いのです。
結果、路上駐車、迷惑駐車が多数見受けられました。札幌市内では、真駒内スタジアムの近くの河川の細い道に停める人、道路を挟んだスーパーの駐車場を使う人など。参加者が少なかった時代は、まだそれらも大目に見てもらえたかもしれませんが、ここまで参加者が膨れ上がると、ちゃんとした認識を持たないと、マラソンランナー全体が批判の対象となってしまいます。
第一回富士山マラソンについて、いろいろなお話を聞くと、どうも運営側の甘さが露呈した結果のようです。厳しい意見がたくさん出ていますので、次回の改善に期待したいですね。また、この大会を見習って、今後大会参加者増に対し、駐車場対策をどのようにするべきか、北海道の大会運営も考えなければならないですね。
走る側にとっては、数年前と同じ感覚でマラソン大会には出られなくなったという事を認識しましょう。それって、本音を言わせてもらえば、ちょっと寂しい感じですよね。
写真は、数年前の洞爺湖マラソンの遠い駐車場からシャトルバスに乗るために並んでいた人たちです。
海外でも日本人はマナーがよいと褒められていますが、それも変わってきているのでしょうか?
それにしてもマラソン大会開始前に出場者もいろいろと苦労をされているのでしょうね。
海外に行ってマラソン大会に出る人は、それなりに経験もあるからマナーがいいのでしょう。
逆を考えると、海外のレースでは、日本人以外はマナーが悪いのでしょうか?