この写真は、16日の選挙当日のものです。前日までの雪が、雨まじりで融けました。そこを車が通ると、タイヤの部分が掘り下げられ、道路が凹凸状態になります。このタイヤの跡の凹んだ部分を “わだち” と言います。雪国のみなさんには当たり前のことで申し訳ありません。
でも、最近はあまりこの言葉は使われなくなったと思いません?たぶんそれは除雪によって、めったにわだちができなくなったためではないでしょうか?
除雪は雪をかき集めたり、はねのける他に、削り取ることもしています。わだちができて、ハンドルが取られて起きる事故防止のためですね。私が子供の頃は、こんなわだちだらけだったのですが、今はたまにこんな状態になると、役場に電話が入ったりするようです。
わだちのサイズが一般乗用車と私のいつも乗る軽トラックでは違いがあり、軽トラは踊るように走ります。と言っても、雪が降らない地方にいらっしゃる方には理解できないかもしれませんね。
わだちは懐かしい言葉ですが、なるほど雪が降らないところでは通じないですか。
写真は一瞬、列車が走るレールかとおもいましたが、どんよりとした空、家、電信柱と電線、北海道の寂しい冬の景色ですね。これも変わらず懐かしくなりました。
当たり前の風景が懐かしいと感じるでしょ。
右側の空き地は岩内線の線路跡地ですよ。