新潟日報からの取材の記事

 昨年末2012年12月31日の新潟日報という新聞に、弊社の社長のコメントが掲載されました。新潟日報と言えば、新潟の方なら良くご存知でしょうが、北海道の人間にとっては何それ?です。ごめんなさい。

 新潟から北海道に渡って、ニシンで事業をしているところを取材させてほしいと電話があったのは、12月の上旬の超がつく繁忙期でした。1分も惜しい時に、取材?昔の事を?・・・私はダメ。ならば弊社の社長の登場。

 新潟日報のS記者は、わざわざ岩内まで来ての取材でした。弊社の先代紀伊右エ門は、出身が佐渡。新聞記事には、「足跡を訪ねて 越佐と北前船」と題して、新潟と北海道のつながりが書かれてあります。

 今も弊社で作った身欠にしんは、新潟方面にはたくさん発送されています。記事を読むと、今ニシンで商売ができるのは、ただ作って売るだけではなく、ニシンの群来、北前船、北海道へ渡ってきた人たち、いろいろな歴史があって成り立っていると再認識しました。

 文章の最後にこう書かれてあります。「本県でも身欠が入った煮物などは『おふくろの味』。大切な食材である。」やっぱり私たちが作る食べ物は文化なんだなぁ~。 

新潟日報からの取材の記事」への2件のフィードバック

  1. 山川貴子

    先代の紀伊右エ門様は、にしん事業があたることを予期して岩内に来られたのでしょうか?
    先代の方々の計り知れないご苦労が今岩内町を作り上げたのですね。

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    1. 北のお魚大使

      紀伊右エ門は、「これからは、満州か北海道だ。どちらかを自分で選んで行きなさい」と祖父母に言われ、北海道を選んでくれました。その点に関しては本当に感謝ですね。

      返信

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