ニセコ連峰に属するスキー場はいくつかありますが、ちょっとマニアックなスキー場、蘭越町営のチセヌプリスキー場というところがあります。
フード付きのペアリフトが一本だけですが、バリエーション豊富なコースを滑る事が出来て、深雪を好むスキーヤーなどに結構ファンがいるのです。私もその一人ですが、正直なところ、1シーズンに1回行くか、行かないか程度です。
先日の新聞に、そのチセヌプリスキー場が存続の危機にあると書かれていました。存続を求めて署名活動も始まったとのこと。ふもとの温泉、国民宿舎雪秩父も取り壊し、日帰り入浴施設にするとのこと。
このように、小さなスキー場は、利用客の減少から廃止検討へと当然の道をとることになります。大資本のスキー場だけが残り、こんな個性的なスキー場がなくなって行くのは、寂しいですね。スキー靴を脱いで休憩する場所なんか、趣があって好きなんですけどね。
夏だったら、岩内町からニセコパノラマラインを経由して30分で行ける場所。冬季通行止めで雷電経由で1時間かけて行かなくてはなりません。スキーの後の雪秩父やチセハウス(廃業)の温泉なんか、最高だったんですけどね。
署名に参加するしないは別として、滑った事のない方は、是非早いうちに一度は滑っておいてください。