日本の魚の資源管理

 「日本海のスケトウダラが消える?~できるか海の資源管理」というテーマの番組がありました。北海道だけの放送ですが、2月22日放送のNHKのクローズアップ北海道という番組です。

 番組では日本海のスケトウダラの資源が急激に減少しているのはなぜか、資源管理の方法についてTACというものが実際はどのように決められているのかを、釣のスケトウダラ漁をしている桧山地方の漁師さんたちの映像も交えて、放送されました。

 番組の中で、資源管理の説明をしてくれたのは三重大学准教授の勝川俊雄さんです。この方は今の日本の魚の資源管理方法だと、魚がいなくなってしまう。目先にとらわれず、管理をしっかり行っていけば、将来的には魚が増え、漁師さんの収入も上がると説いています。(詳しくは勝川俊雄さんのホームページをご覧ください)

 厳しい資源管理をするには、いろいろな問題がありますが、「日本海の魚はもう終わっている」なんて捨て台詞は聞きたくありません。今からでも遅くはありません。ちゃんとした管理手法を整備していってほしいものです。

 話は飛びますが、この番組の司会は、池田耕一郎アナウンサーでした。3年前の2月に北海道中ひざくりげという長寿番組で弊社の取材に来られた方です。以降、テレビにでるたびに「がんばってね」と心の中で言ってます。

 

日本の魚の資源管理」への2件のフィードバック

  1. 山川貴子

    日本海からスケトウダラがいなくなってしまっては、たらこの生産がなくなってしまうってことですよね。
    資源管理皆で力を合わせれば実現するんですよね。
    頑張って欲しいです。

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  2. 北のお魚大使

    資源管理は難しいのですが、真剣に取り組まなければならない最重要課題です。
    目先の利益だけにとらわれずにやらねばなりません。

    返信

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