しばらく書いていなかった、弊社の「昔懐かしもの」。今日は古い封筒が出てきましたので、それについて。
茶封筒の裏には、面白い書き方が並んでいます。朱色で書かれたのは、元祖一八印 味の肴 雷電義経焼 製造元 と書かれてあります。残念ながら、二つとも今は製造をしておりません。
私書凾一八号と書かれてありますが、郵便局の私書箱ですね。電話が一八番 六番甲(昼間) 六番乙(夜間)とあります。市外局番などは書かれていないので、交換手による呼び出しで使われていた時代だったのでしょう。
発信略号、受信略号と書かれてあるのは、電報に使われていたものです。銀行名で今も同じ名前で書かれてあるのは、北海道銀行のみ。
たぶん、昭和30年後半に使われていたものではないかと思います。50年ほど前の封筒ということになりますね。しかしまぁ、いろんなものが出てくる会社ですね。出てこないのは、昔のお金くらいなものでしょうか・・・
電話番号で思い出した事、私の祖父母が営んでいた商店にも電話が有りました。
ダイヤルは無く、電話機右側面に手回し式のつまみハンドルが有りましたよ。
受話器を取ってハンドルをグルグルすると、電話交換手のお姉さんが出ましたね。
通話相手の地域名と番号を伝えると繋いでくれました。
懐かしいです。
そういえば、岩内に来た当初は家に電話が無く50m位離れた 電話の有るお宅が呼び出して下さいましたね。
私も祖父母宅では伝令係りで色々なお宅へ呼びに行ってました。
電話を持っている家がご近所さんに取り次いであげるなんて、今の子たちには考えられないでしょうね。
私が小学生だった時、私の友人(女性)の母親が交換手で、その会話を聞いていたなんてこともありました。
後からそのことが分かって、ちょっと恥ずかしくなったりしました。
通信手段の変化はまさに時代を象徴するものですね。