週末の荒れた天気と、帰ってきたオージー

 今年のスキーシーズンを振り返ってみると、週末に荒れた天気が集中し、雪が多いにも関わらず、せっかくの日曜日にスキーに行くことができなかった日が多かったです。

 2年前の3月11日の震災後、ニセコのスキー場からはめっきり人がいなくなりました。昨シーズンは多くのオーストラリア人も来日を控えたように見受けられました。

 今年もその延長かと思われましたが、関係者のお話を聞かせてもらうと、オーストラリア人は震災よりも多く来ているようです。日曜日に行く日本人よりも、長期滞在し平日の空いているときに利用してくれる彼らは、スキー場にとってはいいお客さまです。

 彼らのニセコでのスタイルも変化しています。昔はナイターまでたくさん滑るのが目的だったのに、夜はゆっくりバーや居酒屋などに繰り出して楽しんでいます。また、近年増えてきたコンドミニアムなどに滞在し、食糧は倶知安町まで出てスーパーで買い物をしています。

 そして、ヒラフだけに限らず、少しずつ行動範囲を広げているような感じを受けます。それだけ北海道に毎年来て、日本の生活、交通手段の利用方法、街でのショッピングに慣れてきているのでしょう。今後も同様に楽しいところを探すようになれば、いろんなビジネスチャンスが出てくるかも知れませんね。

 最近覚えたのですが、オーストラリア人の俗称をオージーと呼ぶのですね。写真は、ヒラフスキー場の見晴しコースから見た羊蹄山です。(3月17日撮影)

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です