岩内町が漁業と水産加工を支援する意味で建設した、「水産研修センター」。現在この施設はすでに使われておらず、日本海岩内海洋深層水の取水施設である、地場産業サポートセンターにその機能と設備が移りました。
初代の所長は岡崎さんと言う方で、北海道大学出身、それも岩内出身でない面々がその職員として働いていました。加工に用いる薬剤の残存検査をしてもらったり、商品トラブルの原因解明を手伝ってくれたり。
道立でのこのような研究機関は存在しますが、町立での施設というのは、珍しいケースだったと思います。その後、海洋深層水事業が始まり、施設は閉鎖。地場産業サポートセンターへ引っ越しとなったわけです。
時代とともに漁獲が減り、水産加工業の数も減ってしまったのは、なんとも皮肉なものです。ちょっとブルーな内容?建物の老朽化を見ると、どうしてもね~。そのかわり、地場産業サポートセンターを見てください。立派だわ~。
海洋深層水は一八興業水産さんの生産業にも関わっているのですよね?
岩内町の海洋深層水を一番利用しているのが、弊社です。
町としては赤字事業なので、この先続けていけるか、難しい岐路に立たされています。