サクラマスが獲れています

 サクラマスが岩内の市場で目立ってきています。なぜサクラのマスなのか?桜の咲く時期に漁獲されるから。成熟した体に現れる桜のような婚姻色から。などという説があります。

 岩内では、秋に獲れるサケよりも、マスのほうが圧倒的に人気があります。特にマスの筋子を好きな人は多いですね。

 昔ははえ縄漁で青マスを獲る船が岩内にはたくさんいたのですが、20数年前に一艘もいなくなってしまいました。今、上場されているサクラマスは、岩内では「本ます」と呼ばれているものです。定置網のものが多いですね。

 多いとはいえ、私たち加工屋に回ってくるだけの数量は残念ながらありません。資源についてのお話は、一日中語らなくてはならないので、今日のところはこの辺で・・・

サクラマスが獲れています」への4件のフィードバック

  1. 山川

    ますこ、大好物ですが何十年も食べていません。
    サクラマスはどんな加工品ができるのでしょう。
    燻製ならおいしそうですね。
    こちらににじますのようなものは手に入ります。
    小ぶりなものでたまにムニエルやホイルまきにしますが、燻製は家庭でもできますか?

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    1. 北のお魚大使

      なかなか通なご質問ですね。
      マスの子は、サケの子に比べると粒が小さいでしょ。それがいいんだと岩内の人は言います。
      燻製は自宅でキャンプ道具のひとつとして作る人もいますが、少数派ですね。
      でも、作れるなら、とても美味しくできるので試してみてください。
      ムニエルもいいですし、岩内ではフライにする人も多いです。
      富山県の有名な駅弁、「ますの寿司」の原料にもなっています。

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  2. 高山 功

    私が高2の春、私の兄が頂いて来た魚2尾の話しです。
    当時 私は一人暮らしから 兄が就職で岩内に帰って来て二人暮らしになった頃でした。

    兄が頂いて来た生の魚!

    兄:「これ、何て言う魚だと思う?」
    私:「知らない、聞かなかったの?」
    兄:「せっかく頂いた物だも、悪いだろう。俺も大人だし 知ったかぶりをした。」
    私が ほぼ家事担当していたので いざ調理に!
    生の魚の処理は出来た私ですが、見た目で魚種を判断した事は有りませんでした。
    百科事典を持って来て見比べ、何を血迷ったか出した結論は

    私:「サバだ」
    兄:「そうか、サバなら味噌煮が食べたい」
    私:「承知致しました」
    尾頭を落として、内臓を取り ぶつ切りにします。
    私:「あれっ この魚 身が赤い?サバって白い身じゃ無かったかな〜」
    兄:「俺もそんな気がする」

    私は斜め向いのお父さんが漁協で働いているのを思い出した。
    まだ さばいていない一匹を持って 聞きに行きました。

    そして判明しました。……………マス!

    マスの味噌煮を作るところでした(爆)

    結局 フライ、塩コショウでバターソテー、で いただきました。

    長くなって済みません m(_ _)m

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    1. 北のお魚大使

      高山さん、楽しい話題をありがとうございます。
      思わず笑ってしまいました。
      高校2年生で魚をさばけたとは、立派な料理人だったのですね。

      マスの大きさがたぶん小さかったのかな?
      マスを2尾もらったというのは、縁起がいいことで、ますます繁盛などということから、
      山形ではお祝いのときに食べる習慣がありました。

      マスの味噌煮とは、予想した事もありませんでしたが、
      マスのチャンチャンもあるので、まんざらおかしなものでもないかもしれません。

      岩内だと、高山さんの料理したように、フライ、バターソテーがポピュラーですね。
      でも、フライを高校生の時に作っていた?
      私の独身時代は、油で揚げたりする料理は一切作りませんでした。
      それを思うと、すごいなぁ~。

      兄弟のやりとり、イメージがはっきりわかって、とてもいい思い出ですね。

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