第32回全国サケ・マス・魚卵大手荷受荷主取引懇談会

 8月4日、札幌のホテルロイトンで、北海道の荷主と本州を中心とする市場の方たちが集まっての会合がありました。今年のサケの漁獲は多いのか、少ないのか? などなど。専門家の講演を聞かせてもらい、それぞれの意見を交換するというもの。

 この手の会議は正直なところ、形式のようなもので、話し合いによって何かが決まるというものではなく、司会者も大変なご苦労をされているのは、見てわかります。

 意見交換の後、懇親会。さらにホテルから出て、いろんなグループに分かれて、すすきの方面へタクシーが走ります。懇親会やすすきので飲みながらの会話に、いろいろな本音の情報交換があったり。毎回この会合の常連となっている人、初めて会社を代表して参加し、司会者から指名されたくないと思っている表情の方、それぞれです。

 私も十数年前、初参加したときの緊張感を今でも覚えています。時代遅れの会合だ、意味のない集まりだという方も確かにいますが、一堂に市場の方たちがたくさん集まる場所。それをどのように利用するかはつまるところ、参加者の心次第ということでしょう。

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