岩内町の港は西の野束川河口から東はフェリー埠頭までで、小さな町にしては、かなりの大きさとなっています。その岸壁のコンクリートは劣化が進んで、現在修復工事が進められています。
例によって、私は土木の専門家ではないので、これらの工事について詳細を報告することはできません。写真は、中央埠頭の岸壁の工事を撮影したものです。
岩内港の歴史は郷土館に行くといろいろな資料があります。中でも公費でなく、私費で港が作られた時代もあり、岩内港の歴史と時代背景を研究すると、岩内町のエネルギッシュだった時代が垣間見えます。
今ですか?残念ながら、大きな港に少ない漁船。フェリーが来なくなった埠頭が釣り客を歓迎しています。
最初に国が岩内港を起工したのは明治39年。先日、専務に教えられて旧フェリー埠頭を訪れましたが、計画と現実とのギャップなどむなしさと寂しさを感じました。
また勧められた郷土館では岩内町の歴史を知ることが出来有意義でしたし、昭和30年代の町の地図もあり懐かしかったですよ。今も写真に撮った地図を見ながら子供時代を思い出していますが、兄にも見せましたら昔通った銭湯を見つけ高校時代を懐かしんでました。今は銭湯すら珍しいですね。
八王子の山崎さん、計画と現実のギャップですね。
郷土探訪の旅は、いろいろな思いがあったことでしょう。
そのまま残っているもの、大きく変わってしまったもの。
私は今こうして岩内にいますが、岩内を出て行かれた方にとっては、久しぶりに見る岩内を、誇らしく思う事が出来るでしょうか?