岩内町の町木でもあるナナカマド。秋には葉っぱが真っ赤に色づき、その後は赤い実がぶら下がっています。
その実は別名「カラスの実」。冬になると、カラスの餌となるものが少なくなってきます。カラスも生きるために必死。でも、ここで疑問が浮かびます。なぜナナカマドの実がなった秋に全部食べちゃわないのだろ?
実が熟しておいしくなるまで、口をつけないのでしょうか?本当に他に食べるものがなくなったときの非常食としてとってあるのでしょうか?どなたかわかります?
昔は水産加工場の周りには、たくさんのカラスの餌が転がっていました。でも、現在は衛生問題から、絶対に工場周辺に餌となるものは出さないようにしています。猛吹雪の翌日、町中が真っ白になったときに、ナナカマドをつつくカラスの姿が印象的でした。