このブログでも何度か紹介をさせていただいている、岩内共和道路が2014年3月23日午前11時に開通しました。全線は国富までの7.6kmですが、今回は手前の幌似までの6.5kmの開通です。(詳しくはこちら)
今までの国道276号はアップダウンが多く、何より地吹雪がものすごくて、前の車のテールランプすら見えなくなるなんてこともよくありました。新しい道路は、防雪柵と防雪林の組み合わせにより、視界確保ができているとのことです。
弊社がある大浜地区はこの道路に近いので、今までの276号を使うよりは便利になります。将来的には、小樽と黒松内を結ぶ高速道路(建設中と計画中)に結び付ける予定になっているようです。
旧国鉄岩内線跡地を利用したこの岩内共和道路。先日さっそく利用しましたが、自動車専用の高速道路と勘違いしそうになります。途中、交差点などもあるので注意が必要です。快適に走れるからと言って、スピードの出しすぎには注意しましょうね。もちろん私は鏡に向かって言ってます。
写真は共和町梨野舞納地区の分岐点で、新道路が開通する前のものです。今は、看板の白い部分がはがされており、まっすぐ進めば共和町幌似に行けます。
たまに訪れる身には変わらぬ故郷であって欲しいのですが、安全面や時間短縮を思えば新たな道路は必要ですね。
岩内線跡地が立派な道路に生まれ変わるとは。自動車に負けて鉄道が消えましたが、形を変えて甦るのは嬉しいことです。
部分とはいえ、この時期の引き渡し開通では発注者も施工会社も苦労したことでしょう。
建設会社にいた頃、冬季施工による効率低下、翌春の手直しなどに泣かされました。
単年度予算執行の弊害です。
建設関係のことはよくわかりませんが、単年度予算執行の弊害はたくさんありますね。
無駄だとわかっていても、やらねばならいというのは、非常にもったいないと感じます。
この新しい道路の利用率はまだ少ないと感じます。
冬の猛吹雪のとき、本当に防雪壁が機能するのだろうか?とちょっと不安になるくらい、まっすぐで見通しの良い道でした。
八王子の山崎さんが今度来られたら、まずこの道を走るのですね。