水産加工の温度管理は今の時代はなくてはならないものになってしまいました。
これだけ暑い日が続くと、機械類もいろんなところに負荷がかかり、故障が出てきます。特に、私どものような古い機械を工夫しながら使っていると、夏場はいろいろとあります。
夏休みに入ったその日に、事務所の店舗にある冷凍庫の冷凍機が故障。急きょ温度が上昇する前に、プレハブの冷凍庫に商品を移し、難を逃れました。今日は乾燥機の異常発生。通常は19℃前後で使用しているのですが、その温度帯を越えると、私の携帯に異常発生の電話が自動的に鳴ります。お葬式のお手伝いをしている時に、その電話が鳴ったので、あわてて工場に。
いつぞやは、その警報が鳴らなくなっていて、乾燥機に入っていた身欠にしんを500kほどをすべて廃棄したことがありました。泣くに泣けない思いをしました。北海道の自動車は、寒冷地仕様というのが当たり前になっていますが、毎年暑さの記録更新になってしまえば、私たちが使う機械類も、「北海道酷暑対応仕様」などと考えていかねば。考えれば考えるほど、金が飛んでいく~。
乾燥中の身欠にしん。